つらいちとは:段差や凸凹が無いように平らにすること、面をそろえる事。
であるようにカップやお椀などを重ねたときの「つらいち」になるような形にこだわりました。
山中漆器は加飾挽きである、千筋や薄挽きの技術が有名ですが、基本となる口径、高さなどを50個なら50個すべて同じサイズという基本の技術があるからこその器になっています。
例えば、長期の海外出張などの時、ふと、美味しいお茶が飲みたい、
美味しい日本酒が飲みたい、と思うこともあります。
そんな時、普通のグラスや紙コップでは風情もなくて、落ち着いた時間を過ごすことも出来ません。
中でも、この「つらいちカップ」は、三つの杯を重ねた時の上のラインの揃い具合や、この精巧さを出すために何度もデザイン変え、そのこだわりに相応しい仕上がりになっています。スッと斜めに切り立った直線はシンプルながらも直線に削るという作業がとても難しいものでもあります
薄挽きで挽いていますが、熱いお茶を入れて手にとったときも熱くならないのが木の特長です
サイズφ6.9×7.0cm
容量:約200cc
重さ:約30g