日本の職人が織ったリネン生地で、大きめサイズのトートバッグを作りました。（写真はカーキです）
この生地は、日本の麻織職人が、昔ながらのシャトル織機で太めの糸を超高密度に織ったもの。
シャトル織機自体を操れる職人さんも減ってきていますが、切れやすい麻糸をシャトル織機で織りこなすのは非常に難しいと言われています。
高い技術と根気が必要なものづくりで、１時間に１〜２Mしか織れない生地。
ただ、シャトル織機ならではの仕上がりと風合いがあります。
Pint!で展開しているリネンキッチンクロス生地は、糸もたっぷり使って超高密度に織っているため、丈夫でしっかりした生地です。
糊付けもしていないですが、張りがあります。
でも、帆布ではないですし、軽いです。
なかなか触ったことがない生地感なので、この生地でトートバッグを作りたいと思いました。
軽くて、サブバッグとしてバッグの中に入れて持ち歩けるけれど、しっかりした生地で、大きいサイズのものも入る大判サイズ。
生地感としては、シャリ感があって、バゲットや野菜などもざっくりとそのまま詰めたくなるようなバッグ。
もちろん厚さ以外にも糸、織りともに上質なものですので、使い込むうちにだんだんと柔らかく育ってゆきます。
リネン独特の綺麗な生成り色をベースに、ポイントでダブルラインが入っていて、使いやすいデザインです。
ありそうでなかった、トートバッグです。
【サイズ】
幅56×高さ52cm（マチあり20cm）
持ち手長さ49cm
【素材】
リネン100%
【取り扱い上の注意】
・織り上がった生の生地のため、お渡し時は、張りがある固い状態です。だんだんと柔らかく育ってゆきます。
・細かい縫製の箇所が多いため、洗濯の際は十分ご注意ください。洗濯機ではなく、手洗いを推奨します。
・縮みや、取れない皺の原因となりますので、乾燥機はお避けください。